2021年1月のとある土曜日の11時過ぎに訪ねた。
十条駅から徒歩2分ほどの場所にある定食屋「味の大番」。

それほど広くない店内には先客1名のみ。
テーブル席に1人で座り「からし焼き定食」¥850を注文。
7,8分ほど待って提供される。

十条名物のB級グルメであるからし焼き。そこにご飯と味噌汁、漬物が付く。
豚バラ肉と豆腐が甘辛いつゆで煮込まれていて、そこにキュウリの千切りと刻みネギが乗っている。

ジャンクな味わいのつゆはかなり濃い味付けなので、キュウリとネギで爽やかさが引き立つ。ご飯のおかずにはなる味付けだが、それにしても濃過ぎるとは感じた。
味噌汁は煮干しの出汁が効いているが、味はイマイチ。薄味なのは助かるが、出汁の取り方があまり良くないような気がする。
疲れた体に気合が入るような味のからし焼き。好みは分かれる味だが、家庭で作るような料理ではないだろう。
十条の味を一度味わってみて損は無い。下町の定食屋である「味の大番」ではからし焼き以外の定食もたくさん提供しているので楽しみ甲斐はある。次回は焼魚の定食を試してみたいと思う。