2020年7月某日のとある休日の13時過ぎに訪ねた。
新御茶ノ水駅を出て徒歩5分ほどのビル2Fにある「お茶の水 大勝軒」。

程好い広さの店内には先客2名ほど。
食券機が壊れているようで、座って注文するスタイル。
カウンター席に1人で座り「もり野菜」¥1,000をお願いする。 店内は落ち着いたシックな雰囲気で居心地も悪くない。
7,8分ほど待って提供される。

想像していたもり野菜とは違うルックスのつけ汁とシンプルな麺の組み合わせ。
キャベツが多めの炒め野菜がつけ汁に浸っている。ゴロっとしたチャーシューも入っている。

中太の麺をつけ汁に潜らせて食べてみる。つけ汁が思ったよりも薄味。大勝軒のクセになる甘みを感じる味が幾分薄まっている印象。これはこれで悪くはないが、好みではない。油の風味もちょっと気になる。

野菜も自分の好みより柔らかい食感。もっと歯応えのある野菜が入っているつけ汁が良い。
卓上の豆板醤とおろしにんにくを使って、コクと辛さを増すと良い味わいになってくる。カスタマイズすることで真価を発揮するつけ麺なのかもしれない。

麺に酢を振りかけてつけ麺の引き締まった味を堪能して完食する。
期待値が高かった分、やや残念な印象を持ってしまった。しかし、つけ麵としてそれほど悪いわけでは無い。
「もり野菜」で1,000円という値段設定についてはやや高いと思ってしまった。
ワンタン麺を頼んでいるお客が多い印象。次回はつけ麺ではなく、ラーメンの系統で注文してみたいと思う。