2020年5月のとある土曜日の11時過ぎに訪ねた。
京成上野駅を出て徒歩2分ほどの場所にある「宇奈とと 上野店」。

それほど広くない店内は8割方客で埋まっていた。激安うなぎの店だけあって、人の出入りはかなりある。
店内奥のカウンター席に1人で座り「うな丼」¥550+「肝吸い」¥160+「とろろ」¥220→¥110を注文。


肝吸いを注文するとサイドメニューが半額になるサービスらしく、お得にとろろをリクエストした次第。
7,8分ほど待って提供される。

肉厚の鰻が乗ったうな丼。小さな肝が浮いている肝吸い。かなり小量のとろろの組み合わせ。
うな丼の鰻は関西風だろうか。個人的には関東風の蒸した鰻が好みではある。脂っぽい感じが少々気になるが、550円という値段以上の満足度はある一品。

高級鰻を使っているわけでは無いので、タレで風味を胡麻化している感じはあるものの鰻を食べている実感は得られる。
山椒を使って味わっても良い。
途中でとろろをうな丼に投下してうなとろ丼にして味わう。とろろのクオリティ自体はそれほど悪くない。

肝吸いはかなり残念なクオリティ。肝のかけらのようなものが入っている。普通のお吸い物と考えるのが良いだろう。

窮屈な店内で安価なうな丼を味わう。1,000円以下で鰻を食べているのだから、よろしくない環境下でも文句は言えまい。ある程度割り切って利用するべき店。