2020年4月某日の12時前に訪ねた。
渋谷駅から徒歩5分ほどの場所にある中華料理店「一番」。

町中華の風情が漂う店内には先客3名。
カウンター席に1人で座り「中華丼」¥800を注文。


訪問したタイミングでは女将さんが1人で対応していたが、後ほど男性店員がやってきた。基本2人で切り盛りしているのだろう。
提供までには時間がかかった。12,3分ほど待って料理を受け取る。

醤油が効いた餡で調理された中華丼。椎茸が特徴的だが、具材のバランス的にはほぼ野菜で構成されている。

正直、クオリティ的に高いとは言い難い中華丼。町中華らしく味付けを濃いめに仕上げている。働く男が何とか満足するような味。個人的にはイマイチ。
中華スープは鶏ガラスープのありきたりなもの。漬物は自家製なのか、ぬかの風味が強め。
渋谷にありながら下町の中華料理店のB級中華が味わえる。
食べている間に続々と客が来店。全員男性客。注文はラーメンが多い。
この店では王道の醤油ラーメンを一度試してみた方が良いのかもしれない。
何とも不思議な感じの町中華の「一番」であった。