2020年3月のとある土曜日の12時過ぎに訪ねた。
熱海駅を出て徒歩5分ほどの場所にある「旬彩 柾家」。

カウンターと座敷席がある和食の店。
それほど広くはない店内は7割程度客で埋まっていた。家族経営の店だろうか、広さの割に店員さんが多い。
カウンター席に2人で座る。
ランチメニューはいずれも1,000円オーバー。観光地の料金設定にはなっている。
「鯵干物焼と刺盛」¥1,700を注文。
10分ほど待って提供される。

干物、刺身、ご飯、味噌汁、小鉢、漬物の組み合わせ。
刺身から食べる。3種盛りだが、程好い鮮度。ブリの旨味が引き立っておりこの店の刺身の良さが伝わってくる一品。鮪も良い塩梅。

鯵の干物は焼き加減がちょうど良い。ただ、冷凍した鯵の干物を解凍して利用していることは分かる。出来れば、冷凍もので無い干物が食べたい。サイズ感は大きくもなく、小さくもなく程好い感じ。

ご飯、味噌汁と共に刺身と干物を味わう。ボリューム的には若干物足りなさはあるが、老若男女問わず楽しめる定食には仕上がっていた。
観光地のランチとして、クオリティ的には満足できるものの、やはり値段設定が高い印象は否めない。