2020年3月某日の20時過ぎに訪ねた。
日暮里駅を出て徒歩5分ほどのビル地下1Fにある「刺身屋新太郎 日暮里支店」。


比較的広い店内には宴会客が座敷に入っており、テーブルとカウンター席には先客なし。
カウンター席に1人で座り「アサヒ スーパードライ タンブラー」¥550を注文。ビールで喉を潤すが、サイズ的に550円はちょっと高いように感じた。

お通しは3種のつまみが提供される。それぞれ良い味でこの店の調理レベルの高さが分かる。中でも長いものわさび漬けが秀逸。

メニューが豊富で選択に迷うが3種ほど海鮮料理をチョイス。
本まぐろ極上中トロぶつ ¥700:まぐろがウリの刺身屋新太郎。中トロぶつを注文してみたが、良いクオリティのまぐろ中トロ。これで700円というのはお得感がある。

極上いわしぶつ ¥450:鮮度抜群のいわしがたっぷり盛られてやって来る。刻みネギとおろし生姜と共に食べるが程好い脂のノリが感動的。これで450円は驚異的かもしれない。「純米酒 山田錦」¥790を追加して、刺身と日本酒の組み合わせを楽しむ。


本日のアラと大根の炊き合わせ ¥680:大根と共にたっぷりのアラが入った一品。身をほじり出しながら、程好い味付けの炊き合わせを楽しむ。食べ応えがあるアラ煮。

海鮮のクオリティが抜群に高い刺身屋新太郎の料理の数々に感動。
残念なのは酒のラインナップ。日本酒が無駄に高かったりクオリティがよろしくない酒も提供している。
料理は文句なく良い。酒の満足度が高まると通いたくなる店になるだろう。
それにしても立地の所為もあるが、客が少ない。ある意味居心地が良いとも言えるだろうが、経営的に大丈夫なのか気になった。
刺身屋新太郎 日暮里支店 (魚介・海鮮料理 / 日暮里駅、鶯谷駅、三河島駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.4