2020年2月のとある土曜日の12時前に訪ねた。
日暮里駅を出てすぐの日暮里ステーションガーデンタワー3Fにある「海鮮処 向井」。鮪肉を使った海鮮丼がウリの店。

それほど広くない店内には先客2名。
テーブル席に1人で座り「海宝丼上」¥1,280を注文。

米の種類、酢の種類、米の量などが選べる。白米・赤酢・大盛りでリクエストしてみた。
7,8分ほど待って提供される。

食べ方など、他のお客さんには案内していたが、自分には特にされなかった。常連客とでも思われたのだろうか。正直、ホールにいる男性の接客はかなり微妙であった。
こんもりと盛られた赤酢の酢飯にこんもりと海鮮具材が盛られている。イクラが散りばめられており見た目には美しい。わさび醤油を浸けて、海苔と共に味わう。鮪の脳天の肉が特徴的ではあるが、それほど感動的な味ではない。

コクが良く出たあら汁を時折挟み、海宝丼を味わう。赤酢の酢飯は悪くない。鮪の濃厚な美味しさとは合ってはいる。

半分ほど食べたところで、セルフでだし汁を取ってきてお茶漬けスタイルにして食べる。正直、この海宝丼を茶漬けスタイルにしてもそれほど美味しさは増さない。赤酢の所為もあるかもしれない。
値段の割にそれほど満足度は高くなかった。美味しい食べ方をキチンとアナウンスされればまた違ったのかもしれない。相性はイマイチの店であった。