2020年1月某日の17時過ぎに訪ねた。
西日暮里駅を出てすぐの場所にある「吉野家 西日暮里店」。

それほど広くない店内は6割程度客で埋まっていた。
カウンター席に1人で座り「牛すき鍋膳(並盛)」¥648を注文。
5分ほど待って提供される。

牛すき鍋にご飯、生玉子、漬物という組み合わせ。
牛すき鍋は固形燃料で熱を加える。鍋の野菜はほぼ生状態。

牛肉だけは煮込まれているが、その他の具材がこれから調理という感じなのでバランスが悪いようには感じた。
吉野家らしい柔らかくて食べやすい牛肉がそこにあるだけに何だか勿体ない。
割下の味は少々濃いめで甘さも強い。生玉子をくぐらせて食べるには良い味ではある。
食べ応えのある牛鍋だが、やはり野菜の硬さや豆腐のまっさら感が気になってしまう。
648円という値段設定の割には頑張っている「牛すき鍋膳」ではあるが、個人的には松屋のそれと比べるとかなり劣っている印象。
何だか消化不良な感じを持ってしまった一品。店舗によって味が異なることもあるのだろうか。麻辣牛鍋膳といったアレンジメニューもあるので、そちらも試してみたいとは思う。