2018/12/8(土)~2019/4/7(日)に神奈川県平塚市美術館にて開催されている「土田泰子展 導~ Where’s a will, there’s a way」に2回目の訪問をしてきた。


今回は、作家の土田泰子さん本人のギャラリートークがあるとのことで参加した次第である。
「土田泰子」と書いて「つちだひろこ」さん。ご本人は非常に華奢な見た目なのだが、作品は実に力強く、非常人的な感性と視野で作り上げられたものが並ぶ。


土田泰子さんは非常に柔らかな話し方なのだが、真っ直ぐな感情を作品に込めており、実にパワフルな芸術品が出来上がってしまう。というより、出来上がってしまう。
トークセッションのギャラリーからは無駄な質問と思われるものが多く飛び交ったが、それは神々しく光る作者本人に触れたいが故の行為であろう。


作品の全てをここで言及することは避けるが、温度計を繋ぎ合わせた「知 ~Learn myaself~」は、太陽光の加減で表情を変えながらも力強く、美しくそこに存在している。結晶のような花のような色合いも含めて魅力的な作品。

4/7まで開催しており、作品閲覧は無料という太っ腹企画。この作品を見ずして現代アートを語るなかれ、と言っても過言ではなかろう。おススメ!
◆土田泰子展 導~ Where’s a will, there’s a way