2019年11月某日の11時過ぎに訪ねた。
田端駅を出て徒歩3,4分。坂の上にある渋い寿司店「三島屋寿司」。


それほど広くない店内には先客なし。
年季の入った店内をご主人と女将の2名で切り盛りしているようである。
隣接する魚屋が仕入れ元だと思われる。
カウンター席に1人で座り「寿司ランチ(中盛)」¥1,000をお願いする。
中盛は1,000円で大盛は1,200円。この日は中盛で様子を見ることに。
まずはなめことワカメのたっぷり入った味噌汁がやって来る。見た目に嬉しい具沢山加減。

次いで目の前に握りが出される。

鮪の赤身が2貫というのは中々嬉しい。角が立った赤身は良いクオリティ。握りの大きさも好みではある。
イカはまずまず。コハダはイマイチ。
赤貝のヒモの握りは見た目に驚く。ちょっとグロい。食べてみるとややクセのある味。醤油をたっぷりつけて食べた方が良いかも。

たらこの握りという珍しいものも提供される。
巻き物はかんぴょう巻き。優しい味でフィニッシュする。

トータルでそれなりに満足できる握りランチであった。
立地的にそれほど混むような店でもないので、使い勝手は良い。時折、ベテランの握る寿司を食べに来ようと思う。