2019年9月某日の19時過ぎに訪ねた。
新大久保駅を出てすぐの場所にある蕎麦店「近江家」。

意外にも広い店内は4割程度客で埋まっていた。
1人客用の大テーブル席に座る。
「菊正宗 一合」¥620を飲みながら蕎麦とつまみを楽しむことにした。

日本酒を頼むと、アテとして「蕎麦味噌」が付いてくる。この蕎麦味噌は旨味が満載で実に美味しい。甘さの中にコクがある、良いつまみ。

板わさ ¥590:わさび漬けと海苔が付いてくる板わさ。添え物からこの店の板わさのレベルの高さが窺える。板わさの切り出し方、サイズ感が良い。日本酒のお供には最高。

山菜そば ¥860:冷たい蕎麦ではなく、温かい蕎麦を食べることに。たっぷりの山菜と揚げに大根おろしを合わせているのが嬉しい。なめこも入っているので、なめこそばの要素も入ってる。麺も良い歯応えが残っていて太さもちょうど良い。つゆは、関東風の濃い醤油味ではなく、関西風のそれに近いダシの効いたやさしい味。非常に高品質な山菜そば。


山手線の駅前にある蕎麦店の中で最も美味しい店と言っても過言ではないだろう。酒と共に美味しい蕎麦とつまみをゆっくり味わいたい店。