2019年8月のとある休日の19時過ぎに訪ねた。
十条駅を出て徒歩2分ほどの場所にある「や台ずし 十条北口町」。

ちょうど良い広さの寿司居酒屋。3割程度客で埋まっていた。
テーブル席に2人で座る。
「生ビール(中ジョッキ)」¥490を注文。プレミアムモルツで提供される生ビールは悪くない。

アルコールを注文すると付いてくるお通し。青菜と人参を和えたものだが、これはいただけない。つまみとしてのクオリティはかなり低い。

酒のつまみと握りを注文して不味いお通しを忘れることとする。
う巻き ¥599:つまみとしてう巻きを注文。何とも言い難いクオリティ。値段なりと言えばそれまでだが、玉子焼きがふんわりとしておらず硬く、鰻の食感と合っていない。タレもありきたりでう巻きらしさが無かった。

平目 ¥229:この店の握りは小さめのサイズだが、クオリティは中々。思ったよりも握りの良い店である。平目自体の質も悪くない。

オニオンサーモン ¥129:オニオンとマヨネーズが乗った握り。悪くないが、回転寿司的な握りよりもスタンダードに魚を味わえる握りが良いかも。
本まぐろ ¥99:このクオリティで99円は破格。中トロ部分に近いと思うが、マグロ自体の質も町のカウンターの寿司屋のそれと何ら変わらない。実の美味しい握りである。この店に来たら本まぐろの握りを頼むべきであろう。
いか ¥99:こちらも良いいかの握り。サイズ感がバッチリ。99円という値段以上の価値はある。
つまみよりも握りを食べるべき店なのだろうか。なんだか捉えどころの無い店ではあった。接客も明らかにサービス業に不向きな人たちの集合体でホスピタリティには欠ける店ではある。
つまみとお通しの圧倒的な不満足を握りでカバーしていたような印象。
や台ずし 十条北口町 (寿司 / 十条駅、東十条駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0