2019年7月某日の18時過ぎに訪ねた。
新中野駅を出て徒歩2分ほどの場所にある讃岐うどんの店「四国屋」。

芸人の水道橋博士が愛するうどんの店で、その名を冠したメニュー「はかせうどん」があることでも有名。
それほど広くない店内には先客5,6名。
早い時間から焼酎のボトルで飲んでいるシルバー世代の客。飲んで〆にうどんというのも良さそうである。
入り口近くの食券機で「肉うどん」¥850を選択。
テーブル席に座り食券を提示。店内のイス、テーブルの配置は少々窮屈な感じはある。もうちょっと余裕が欲しいとは個人的に感じてしまった。
7,8分ほど待って提供される。

サラダとかなり小さめのかやくご飯が付く「肉うどん」。
サラダは大根、水菜にうどんを揚げたものを合わせている。サラダのクオリティはさておき、うどんだけでない提供スタイルは悪くないと思う。

肝心の肉うどんだが、麺はかなり太くて歯応えがある。この特徴的な麺は悪くない。

惜しいのはつゆのクオリティ。いりこだしのつゆではあるが、いりこの風味がダイレクトで来るのと、塩気がちょっと強過ぎる。
もうちょっと繊細なダシの味を求めてしまう。シンプルな海鮮のダシほど残念なものはない。
具材のネギと豚肉は麺に合わせたサイズで提供しているものの、若干の食べづらさはあった。
名店といわれる新中野「四国屋」だけに期待値高めで訪問したが、個人的には消化不良な結果であった。
全体的に値段設定は高めのうど ん店なので、圧倒的に美味しいものを提供してもらいたいとは思う。事前にハードルが上がっていたことはあるがろうが、それにしても期待を大きく下回った。