2019年5月某日の12時前に訪ねた。
初台駅を出て徒歩5,6分。
不動通り商店街の一角にある建物2Fの小さなカレー店「イドコロネ」。


店内には先客なし。
テンション高めの店主が1人で切り盛りしているので、先客が居ないというのは時間の無いビジネスマンにとってはありがたい。

カウンター席に1人で座り「自家製カリーライス(玉子付)鯖」¥1,100を注文。
OPEN当初からちょっとずつ進化しながら、カレーライスの値段は1,000円を超えるまでになってしまったようだ。
カレーの辛さは辛口でリクエスト。
7,8分ほど待って提供される。

店主から「辛過ぎたかも…」というコメント付きでやってきた鯖カレー。
バスティマスライスにルーを馴染ませつつ味わう。スパイスの深みが存分に堪能できる「イドコロネ」のカレーがそこにはある。
確かに店主の言うように辛いが、食べられないほどの辛さではない。
やはりこの店のカレーは美味しい。
鯖の食感はあるものの、魚臭さは一切ない。鯖の良さはそれなりに活きているが、わざわざ鯖でなくとも、という気はしなくもない。真ん中に乗った温泉玉子は効果的。スパイシーなカレーにまろやかさを組み合わせることで美味しさがアップする。
卓上のアイテムを使って塩気と酸味を加えながら味わうこともできる。ナンプラー的な調味料だが、カレーの旨味をより一層引き出す良いアイテム。

最後まで美味しく味わった。店主的には鯖よりも鶏のカレーに自信を持っているようである。「イドコロネ」初心者は鶏のカレーを選ぶのが良いだろう。
立地の妙もあってこの日はそれほど混んでいなかったが、相変わらず驚きの美味さを体感できた。
定期的に食べたくなる初台にある魅惑のカレー店「イドコロネ」であった。