2019年2月某日の19時過ぎに訪ねた。
新宿御苑前駅を出て徒歩3分ほどの場所にある「そば旬菜 五番舘 くろ田」。

雰囲気の良い店内には先客2名のみ。
いずれも男性一人客。
しっぽり飲むには良い店ということだろう。
テーブル席に1人で座る。
熱燗とつまみを2品注文する。


お通しにやってくるのは、貝ひもと大根をマヨネーズで和えたもの。中々気の利いたつまみで、この店の実力が多少なりとも分かる。

とり貝刺身 ¥600:個人的に好きなとり貝。新鮮なとり貝と風味が良いわさびを共に味わう。熱燗と一緒にやれば最高。

板わさ ¥400:大振りのかまぼこが6切れ乗った板わさ。400円という値段設定であれば満足のクオリティ。
熱燗とつまみでこの店の良さを感じつつ、蕎麦をどうしようかと考える。
料理は全般的にクオリティの割に値段が抑えられているのが嬉しい。蕎麦もそれほど高くない。650円のざるを注文。

ざる ¥650:刻みネギがたっぷり添えられたざるそば。蕎麦は程好い風味。香りはそれほど強くない。歯触りはちょうど良い塩梅で、好みのクオリティ。つゆはカエシがしっかりしている。ちゃんと美味しいざるそばである。そば湯で〆る。


新宿御苑前駅で良い店を発見してしまった。店内の雰囲気も女将さんの接客もちょうど良い。夜は複数人よりも1人で酒と蕎麦をやりたい時に使うのが良さそう。
そば旬菜 五番舘 くろ田 (そば(蕎麦) / 新宿御苑前駅、新宿三丁目駅、新宿駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.9